5月に植えておきたい、花も葉も実も楽しめるヤブランについて

草花

ヤブラン(古名:やますげ)とは

花期:8月~10月

英名:big blue lily -turf Liriope muscari Bailey

花言葉:かくされた心 (Real intention the keep secret)

花期以外にも葉を鑑賞することが出来るので、庭園の下草に植えられていることの多い多年草です。

紫色の穂のような花は葉の間に隠れるように咲くので、そのひかえめな姿から『かくされた心』と言う花言葉が付いています。

花の後、晩秋頃になると艶のある黒い実が付き、花とはちがった美しさを見せてくれます。

ヤブランの魅力的なことろ

  • 多年草なので、一度根付けば何年でも開花が楽しめる。
  • 暑さ寒さ乾燥に強い。
  • 手入れの頻度が少なくていい。
  • 苗でも種でも増やすことが出来る。
  • 葉が一年中茂っているので、周りに雑草が生えにくい。
  • 害虫が付きにくい。
  • 土壌を選ばない。

育てるときに気を付けること

1.ペットが近づかない場所に植える

ヤブランはユリ科の植物で、ユリ科の植物は犬や猫が間違って食べてしまうと、中毒症状を起こす可能性があります。

間違ってペットが草や実を食べないように植える場所に気を付けましょう。

2.移動する場合は根が強いので大きくなる前に抜く

簡単に増やすことが出来るのは魅力的ですが、根が地下と横に伸びるので株が増えると根詰まりを起こします。

生えて欲しくない場所に生えた場合は大きくなる前に抜いた方がいいです。

3.鳥が来る(鳥害が起こる可能性がある)

ヤブランは花が終り晩秋の頃になると黒い実が付きます。

この実は遅くまで落ちないで残っているのと、熟している実は鳥の好物なので鳥が食べに来ます。

なので、鳥の糞などの鳥害が起こる可能性があります。

鳥が来ないように種を取ってしまうのもいいかもしれません。

まとめ

ヤブランは丈夫で育てやすい植物です。

梅雨の始まりの今植えておけば、8月にはきれいな紫色の花を楽しむことが出来ます。

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